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ロータリーの歴史
先日、2760地区田中直前ガバナーが、ロータリーのマークの歯車が24個ありその意味をお話しされていて
どうしてこのマークになったのか気になったので調べてみました。

ロータリーマークも最初から歯車のマークではなく色々と変遷しているようですので
簡単ですがまとめてみました。



1905年
シカゴ・ロータリー・クラブは当初、馬車の車輪をシンボルにしていました。
当時のアメリカでは、交通手段として馬車が使われていた時代です。
回転する車輪は各会員の事務所で持ち回りで例会を開くロータリーにぴったりのシンボルとして採用されました
シカゴクラブのモンタークベアが考案したとされ、スポークは13本でした。






その後、マークに動きがないという指摘から、車輪の前後に「雲」をつけ動きを表し、車輪の上に「ROTARY CLUB」のロゴが入りました。
しかし、砂埃と間違われた上、観察力のある会員から車輪の前に砂埃は立たないという指摘が出て、車輪の前の「砂埃」を取り除きました。
(雲と言い張らず砂埃と認めてしまったのですね)







1910年
結局、埃と間違われる「雲海」から吹き流しのリボンを使ったマークになりました。
スポークは12本に。
この図案が1912年頃まで多くのロータリー・クラブの徽章として使われていました。








1912年
馬車の車輪ではロータリークラブの精神を表さないとする意見から、
フィラデルフィア・クラブの歯車を使った徽章が少しの修正で採用されました。
今度はスポークが8本、歯が19本でした。
フィラデルフィア・クラブがアメリカで19番目のクラブだったのが理由のようです。








1920年
その後専門家から、このスポークが8本の歯車は技術的に不完全であり、このままでは動かないとの指摘があり、
スポークが6本、歯車を24個としたデザインが1920年正式に採用公布となり、
今日われわれが親しんでいるロータリー・マークの原型が出来上がりました。







1924年
しかし、これも中心に楔穴(クサビアナ)が無く、これがないと空回りしてしまうことを指摘され、かくして楔穴も付け加えられ現在のマークになりました。








2013年には新たに「誇りのシンボル」として、明るいオレンジ色の単色のマークが用いられるようになりました。






 
ロータリージャパン
この歯車に国際ロータリーとしては、一般的な解釈以外に何か特別の意義を持たせているのではないかと、よく問題になるが、公式にいって何もない。しかし古来幾千のクラブが歯車の6つの輻と24の歯に特別の意義を見いだしている


とのことですが、多くの説の中で
スポークの6本は6つの大陸を表し、24個の歯車は24時間を表し世界のロータリー会員が24時間連携するという意味が込められている。という
この意味付けは一番しっくりきますね、


2代目のマークで「これは雲で、車輪は太陽も表す」などと押し切っていたら
今のマークが太陽のようなマークになっていたかもしれませんね。


マークもまたロータリーの歴史を感じることが出来ます。


※ネット上の情報をまとめたものです。間違いなどありましたらご指摘下さい。

 

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